【真和ブログ】6月の終わりに見かける“セミの幼虫”のナゾ

こんにちは、真和ブログへようこそ!

6月もいよいよ終盤。梅雨が明けそうで明けない、そんな微妙な時期ですが、最近、地面にポコポコと穴があいているのを見かけたことはありませんか?
実はこれ、セミの幼虫が地面から出てきた跡なのです。今回はそんなセミの“地上デビュー”にまつわるお話です。

セミは地中で何年も暮らしている

セミは成虫になってからは1〜2週間ほどしか生きませんが、その前に地中で長い年月を過ごしているのは有名ですよね。
日本の代表的なセミであるアブラゼミやミンミンゼミは、6年近く土の中で過ごすとも言われています。根っこから栄養を吸いながら、ゆっくり成長していきます。

だからこそ、ようやく地上に出てくるときは大仕事! 6月の終わり頃から、早い種類のセミの幼虫が夜な夜な地面を這い上がり、木に登って羽化します。

羽化は夜だけ?その理由とは

セミの幼虫が羽化するのは、ほとんどが夜です。
これは、天敵から身を守るため。明るい昼間に出てくると、鳥にすぐ見つかってしまうからだそうです。暗く静かな時間に、静かに殻を割って姿を変える。なんだか感動的ですね。

運がよければ、夕方〜夜にかけて木の根元を観察すると、茶色い幼虫がゆっくり登っている姿を見られるかもしれません。

土の中の穴を見つけたら

セミが出てきたあとの地面には、小さな丸い穴が空いています。
「アリの巣?」と間違える人もいますが、あれはセミの“出口”です。穴のそばに抜け殻が落ちていたら、きっと、その子が地上デビューした証拠。夏の始まりを知らせてくれるサインのようにも感じられますね。

今回の真和ブログはここまでです。足の爪でお困りの方は、当院にお気軽にご相談下さい。

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