突然ですが、関節リウマチは、30〜50歳代の人に多く発症します。
関節リウマチは、多くの場合、手の指の付け根や指先から数えて2番目の関節(いわゆる第二関節)、手首、足の指の付け根などの比較的小さな関節から痛みが現れます。しかし、病気が進行するにつれて、肩、肘、股関節、ひざ、足首など全身の関節に症状が現れてきます。また、1か所だけではなく、複数の関節に起こることが多いです。
また、関節だけではなく、血管、肺や気管支、胸膜(肺の表面などを覆っている薄い膜)などにも炎症や障害が起こります。そのため、関節リウマチがあると、血管炎(血管に炎症が起こって血液の流れが低下する)、間質性肺炎(肺の中の「間質」と呼ばれる組織に炎症が起こる)、気管支炎や気管支拡張症(気管支の壁が壊れて、気管支が拡張したままの状態になる)、胸膜炎、骨粗しょう症などの病気を発症しやすくなります。
また関節リウマチの方の5人に4人は足の異常を抱えていると言われております。扁平足、外反母趾、陥入爪(巻き爪)、靴擦れ、魚の目・たこなどがあり、生活上のトラブルとなることがあり、爪の切りにも注意が必要で、爪先の角を少しだけ残して巻き爪にならないように気をつけましょう。
爪のトラブルは当院にお任せください!お気軽にご相談くださいませ。