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6月といえば、やっぱりアジサイの季節ですね。雨に濡れたアジサイは、どこか風情があって、つい立ち止まって見入ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ところで、アジサイの色が青やピンク、紫など、違う事が不思議だと思ったことはありませんか？実はあの色、土の状態によって変わるのです。

土が酸性？アルカリ性？で花の色が変わる！

アジサイの色は、主に土壌の「酸度（pH）」で決まります。
・酸性の土壌→青色
・アルカリ性の土壌→赤やピンク色

これは、土の中の「アルミニウム」が関係しています。酸性の土だとアルミニウムが溶けやすく、根から吸収されて青い色素が出てきます。逆にアルカリ性だとアルミニウムが吸収されにくくなり、赤系の色になります。

日本ならではの色の幅

日本の土は基本的に酸性のことが多いので、青や紫のアジサイが多く見られます。でも、地域や手入れの方法によって、1本の株から複数の色の花が咲くこともあるのですよ。

実際に色を変えるために、園芸好きな方は「石灰」や「ミョウバン」を土に混ぜて、pH調整をすることも。ちょっとした化学実験のような楽しみ方ですね。

雨の日こそアジサイ散歩

梅雨の晴れ間に、ちょっと近所を歩いてみると、道端や公園に色とりどりのアジサイが咲いているかもしれません。
スマホで写真を撮るだけでも楽しいですし、色の違いに注目して歩いてみると、ちょっとした自然観察気分も味わえますね。

今回の真和ブログはここまでです。足の爪でお困りの方は、当院にお気軽にご相談下さい。